ハンターハンター第330話感想

最近のハンターハンターは、昔の面白さが戻ってきたようで嬉しい。
蟻編で、宮殿内部に突入するあたりは、やたら説明ゴマが多く、漫画として読みにくくなっていた。
今はそれも少なくなり、スピード感があって非常に読みやすくなってる。
てことで、今週の感想。

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●まず、気になった所。
キルアの「呼ぶしかない・・・！！「ナニカ」を・・・！！」というセリフ。
「呼ぶ」ということは、これが「命令」に当たるのかな？
普通に「おねだり」を聞いて「ナニカ」が表れることを、「呼ぶ」と表現しているのはおかしい。
自分から能動的に呼び出すという感じだ。
これが最後の秘密（ルール）ってことかな？
確かにこれを知られてしまったら、イルミその他大勢の欲望にまみれた大人達の格好の餌食になってしまうだろう。

●密告者（のぞき屋）の正体はツボネでした。
うーん、これは・・・・なんか納得が行かないなぁ（笑）
誰かに見られてるって言ってたんだぜ？ツボネを直接的に見てる誰かがいると思うじゃん！
丸眼鏡（スコープ）を通した映像をイルミに飛ばしてるとは・・・・・納得行かん。
まあこれはこれでアリだけどね。

●そして、即座にアルカの「中指の爪ちょうだい」
いやぁ、凄いタイミング。
アルカの「おねだり」をあっさり聞くというのは、やっぱりツボネもキルア達の味方してるってことだよね？
ツボネいい奴じゃん！好きになった。
個人的には、ツボネVSイルミも見てみたかった所だけど・・・・

「おねだり」を合計３つ聞き、「ナニカ」へと変化するアルカ。
キルアに「好きに「お願い」なさいませ」と言うツボネ。
偉そうにベラベラと語り出すイルミ。
「自分が死んでも、キルアの心の中で生き続ければいい」って凄い考え方してるよなぁ。
永遠にキルアを縛り続けたいと。
それがイルミなりの愛情表現だと。
無茶苦茶だ。
ヒソカも、イルミと仲良そうに話してはいたけど、ただの「玩具」ぐらいにしか思っていなくて、「どうやったら自分が楽しめるか」ばかり考えている。
みんな狂っている。

●そして、新事実発覚！
治した後は、等価の「おねだり」を聞く必要が無い。
「いいコいいコ」するだけでいい。
なんという最高の代償。
おじさんで良ければ、いくらでも「いいコいいコ」してあげるよ。
このねぇ、「えへへへ」とか「スー、スー」とかちっちゃい文字が可愛いんだよね。
まんまと冨樫さんの思惑にハマっている。

でも、本当にこれだけで済むのであれば、ゴンを治すのも全然問題ないだろう。
しかし、これだけで済むとは到底思えない。
何か別のルールがあるとか、ゴンを治す時に一波乱ありそう。
代償が「いいコいいコ」ってことは、その後すぐに「お願い」出来るのかな？
それとも、一度リセットされた後で、「おねだり」を３つ聞き、その後「お願い」をするのかな？
そのへんのルールも気になる所。

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今回はこんな所ですね。
随分長くなってしまいました・・・。
密度の濃い回でした。
次回も楽しみ！