真面目な話

今の時代、真面目な話をしちゃいけないような風潮がある気がする。
どこか笑える話だったり、どこかふざけたことを言わないと、人の輪に入れてもらえないような・・・。

なんでだろう？
もっと真面目な話をしても良いと思う。

・・・ということで、真面目な話です（笑）

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※ネタバレを含みます。

絶体絶命都市２の実況動画で、こんな場面がありました。

「主人公の女子高生が、他の女子高生から日常的にいじめを受けていました。
ロッカーに閉じ込められたり、パンを買いに行かされたり・・・それはそれは、酷いものでした。

ある時、街に災害が起きて、校舎が半壊してしまいます。
その災害の影響で、主人公にいじめをしていた女子高生が、一人で歩けなくなってしまいます。

屋上に救助ヘリが来るということで、主人公は屋上に向かおうとするのですが、いじめっ子から「一人じゃ歩けないから、屋上まで連れてって」と頼まれます。主人公はいじめっ子を罵ったり冷ややかな目線を送りながらも、助けます。」

ここまでは良いんですよ、まだ。
問題はこの後。

「二人で屋上に上る途中、階段が急に崩れて、いじめっ子だけが、足場にぶら下がる姿勢になってしまいます。それに対して、主人公は、思い付く限りの罵倒をし、そして最終的に、いじめっ子を見捨てます。いじめっ子は、一人で奈落の底へと落ちていきます。」
（ちなみにこのゲームは、行動選択式です）

この場面、僕としては、ある程度罵倒するのは、ネタとして見過ごせる範囲ではあるけど、それをやり過ぎるのはどうかと思ったし、何より、最終的に助けなかったのが、あり得ないと思いました。
僕がそこまでのいじめを受けたことが無いからかもわかりませんが、いくらなんでも、見捨てるのは酷過ぎます。
確かに、主人公は耐え難いほどの苦痛を受けたかもしれませんが、だからと言って、人を殺していいわけがありません。

まあ、この動画は、結局、この後に、「~という夢を見たのさ」パターンで、グッドエンドに持っていたのですが。
そこは評価しますが。
ネタに対してそこまで熱くなった自分もあれかもしれませんが。

ですが、いくらなんでも、見捨てるのは酷過ぎます。

しかし、更に僕がビックリしたのは、その動画に付けられたコメントに対してです。

コメントの多くが、落ちていくいじめっ子を見て、「スッキリした！」「ニヤニヤする～」「ざまあみろ！」という意見だったのです。
僕は、このコメントを見て、ショックを受けました。
今の若い子って、こんな子ばかりなのかな？と。

人が死ぬのを見て、「スッキリする」という感覚が、僕には全くわかりません。
心が痛むだけです。

正直、僕からすると、「いじめっ子」も「スッキリする」と言っている人達も、同じように思えます。
人を攻撃しているという意味で。
やられたらやり返したくなる気持ちはわかります。
でも、いくらなんでも限度ってものがあります。
いくらゲームと言えども、人を殺していいわけがありません。
それは、前回の記事でも言いましたが。

「やられたらやり返す」では、憎しみの連鎖が続くだけです。
誰かがどこかでそれを止めなければなりません。
いや、そういう理屈を抜きにしても、人を殺すのはあり得ません。

今の時代、そういう若者ばかりなんですかね？
僕は、そういう世界で生きてく自信がありません。
みんな、もっと「思いやり」を大切にして欲しいです。

・・・なんだか、色々言い過ぎて、訳がわからなくなってしまいました（苦笑）
まとまっていないですが、僕の言いたいことは、それなりに伝わったと思います。
「ネタに対してそこまで熱くなるのはＫＹ」とか言われそうですが、いくらネタとは言え、限度ってものがあると思います。
まあ、少数の方しか見ていないこのブログでこんなことを言っても、ほとんど意味が無いわけですが（苦笑）

随分長くなりましたが、ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
最初にことわりを入れたのも、この話をするためです（笑）
話をしたことで大分スッキリした（かけてるわけじゃないです笑）ので、これからも頑張って行こうと思います（？）